SOセメント I工場
まいど、ボブです。
今回からしばらくは滋賀周辺の探索記録です。
第1弾は日本で減りつつある貴重な大型工場廃墟です。
廃墟探索は十分な装備と警戒がないと、怪我や事故に繋がります。
ここにある情報を元に探索してトラブルに巻き込まれたとしても責任は取りかねます。
ご注意ください。詳しくは下記URLをご覧ください。
https://haikyo.hatenablog.jp/entry/20190306/1551872433
SOセメント I工場の歴史
SOセメントは、1994年にSセメントと0セメントという会社が合併したことにより生まれました。
今でも会社自体は存在しており、4つほど工場も稼働しているようです。
ですが、昔は今よりも工場が多く、このI工場もそんな稼働停止となった工場の1つです。
ちなみにここは2003年に稼働停止となっていますので、今で16年位ですね。
外観
近くの道を歩いていると、こんな感じで一部が顔を出しています。
他の道からも後ほど出てくる巨大煙突が見えたりしてます。
全体像
中に入ると真ん中に大きな道が1本通っており、その両脇に解体途中の施設が残っています。
解体途中でも今回はかなり感激したので、これが解体前だったら・・・と思わずにはいられませんでした。
施設紹介
それでは、それぞれの施設を見ていきましょう。
まず入って目につくのがこの煙突。
半端ない高さで、数十メートル先から撮ってようやく全景を撮影できるくらいです。
次に入って左手奥にあるのが、この機械。
この先はI山と繋がっているベルトコンベアがあったと思われる場所なので、原料ミルだと思われます。
ここで原料の粉砕を行っていたのでしょう。
煙突の横にあるのがこの建物。
2階部分に行く階段などは既に撤去されており、行けませんでした。
1階部分にはこのように、サイクロンと思われる機械が残されています。
ここまででセメント製造の第1段階が終了します。
こちらの建物の向かいには、大きな機械か何かが設置されていたであろう土台が残っています。
で、土台から少し離れたところにあるのが先程外から見えていた建物です。
こちらは出荷前のセメントを入れておくセメントサイロ、もしくはその一歩手前の製品を入れておくクリンカサイロでしょうか。
サイロと思われる施設の向かいにも大きな建物がありました。
この施設の下にも機械がついていましたが、なんの機械か明確には分かりませんでした。
まとめ
以上、SOセメントの探索記録でした。
こちらの施設を管理している企業が現役なので、いつ解体が再開されるかわかりません。
それまでになるべく多く通って、空撮などもしてみたいと思います!