京都 A山 ケーブルカー遺構
まいど、ボブです。
前回で8月お盆の長崎探索の記事が終わりました。
今回は久しぶりのソロ探索記事です。
今回は京都の嵐山からバスでちょっと行ったところから登山した先にある、とあるケーブルカーの駅舎跡です。
A山 ケーブルカーの歴史
このケーブルカーは山頂の神社へ向かう参詣路線として建設されました。
ケーブルカーがあったときは、周辺には遊園地・ホテル・スキー場などが整備されました。
その後世界恐慌の影響で業績が悪化。加えて戦時中に不要不急線指定を受けたため廃線となりました。
参拝道から見える遺構
嵐山から最寄りのバス停まで移動し、そこからはひたすら徒歩で登山するしかありません。
ここは山頂の神社に通じる参拝道なのですが、歩いていると横にケーブルカーの遺構を見れます。
この部分は参道のすぐ入口の部分で見れます。
なお、崩れている箇所がありますのでこの遺構を登っていくことは禁止されています。
ケーブルカー駅舎 外観
山の中腹にある駅舎跡の外観はこんな感じです。
ちなみに「ロープウェイ跡」があるA山は、福岡にあるA山のようです。
ここはケーブルカーなので地下に施設が残っています。
ケーブルカーだと分かる部分
ここがケーブルカー駅だとわかるのは地下の部分です。
このように地下部分にケーブルを引っ張っていた遺構が残っています。
もしケーブルカーなのであれば地下ではなくもっと上の階に巻き上げ機が残っているはずなので。
ちなみに地下には唯一の残留物である椅子が残っています。
駅舎部分
駅舎部分にも入ることができます。
が、柱のコンクリートがこんな感じで落ちており、あと鉄筋が折れたら崩れるような状況です。
駅舎部分に入る際は柱に負荷をかけないよう、上の階に大人数で登るなどはしないようにしましょう。
ちなみに路線跡の方から駅舎を見ると、こんな感じです。
まとめ
というわけで、今回は京都のA山 ケーブルカー遺構でした。
元々は廃墟だと思って行ったのですが、行ってみたところ京都市かどこかが設置した看板が立っていました。
参道の途中にも建物跡の箇所には看板が立っていたので、歴史的な建物として今後保存するのでしょうか。
(建物の状態を見ているとそうには思えないのですが)
どちらにせよ、崩れかけの建物なので気をつけていくようにしましょう!