片島公園 片島魚雷発射試験場跡
まいど、ボブです。
長崎探索第4弾。
今回は公園の中に残っている戦争遺構です。
片島公園の中にある、それぞれの魚雷発射試験場跡を紹介します。
魚雷発射試験場の歴史
元々は独立した島だった片島に、1918(大正7)年、片島発射試験場が完成。
その後太平洋戦争中の1942(昭和17)年には埋め立てられ地続きとなり、川棚海軍工廠が開設された。
この施設の役割は名前の通り、魚雷を実際に発射して性能試験を行う場所だ。
ここで試験に合格した魚雷が、佐世保鎮守府に納められていました。
では、それぞれの施設跡を見ていきましょう。
魚雷発射試験場本部跡
海側の駐車場に止めると、まず目に入ってくるのがこの本部跡です。
ちなみに、この本部跡にあるこの木が「バケモノの子」の映画にも出たようで、聖地巡礼の対象にもなっている。
この本部跡の真反対にあるのが、発射試験場跡です。
魚雷発射試験場跡
試験場跡へは、このようにコンクリートが続いています。
足元に気をつけながら近づいていくと、このようなレンガとコンクリで作られた建物があります。
中に入ると覗き窓?があり、きれいな海を見ることができました。
新観測所
試験場跡から陸地へ戻り、右に真っ直ぐ行くとあるのが新観測所です。
なお、今は足元が崩れているために立ち入り禁止となっています。
良い子はこの先に行っちゃだめですよ!
こんな感じの写真が撮れるからって、行っちゃだめですからね!!
まとめ
今回は片島公園内にある、片島魚雷発射試験場跡を紹介しました。
ここは比較的安全に見ることができる戦争遺構です。
ただし、足元のコンクリートがいつ崩れるかは誰にもわかりません。
見学に行く際は周りに注意をはらいながら行くようにしてください。