笠○観光ホテル



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まいど、ボブです。

今回は京都の有名な廃墟の探索記録です。

 

廃墟探索は十分な装備と警戒がないと、怪我や事故に繋がります。
ここにある情報を元に探索してトラブルに巻き込まれたとしても責任は取りかねます。
ご注意ください。詳しくは下記URLをご覧ください。

https://haikyo.hatenablog.jp/entry/20190306/1551872433

 

笠○観光ホテルの歴史

笠○観光ホテルは1962年に開業。京都と奈良の県境にある川の近くに建てられました。

 

元々はホテルの前を車で通っており、かつ温泉もあったので賑わっていたホテルでした、宿泊料は2食付きで2,500円〜4,000円だったようです。

 

しかし現在関西に住んでいる方であれば分かるように、笠置行きの直通列車がなくなったことに加え、国道の新道にトンネルができたことにより客足が遠のきます。

 

結果、1990年に閉業となりました。

 

笠○観光ホテルの外観

外観はこんな感じです。

 

 

地上5階+地下1階という大きさに加えて、石垣の上に立っているので下から見上げる形になります。

 

ちなみに石垣は結構滑りますので、装備がない方や事前にルートを知らない方は行かないほうが良いと思います。

 

笠○観光ホテルの内観

 では中を見ていきましょう。

 

 

1階の入口部分にあったバリケードは倒れてしまっておりました。

この入口の天井も常に風でユラユラしており、危ない状態でした。

 

 

反対側から。

 

で、1階部分です。

 

 

木が選定してあれば、テラスから外の景色を眺められる作りになっています。

ちなみにここは落書きがかなり多いですが、許可された場所以外の落書きはやめてほしいなぁと思います。

 

 

室内には2箇所階段があったのですが、その両方共が落ちて吹き抜けになっています。

この物件は途中で解体工事が止まったとのことなので、その影響かもしれませんね。

 

では、残っている階段で上の階へ向かいます。

 

 

上の階へ行くと、宿泊部屋(だったと思われる場所)が現れます。

 

 

こんな感じで、川や山を見ながら温泉に入れたようです。

これが4,000円だったら絶対泊まりに行きますね。

 

ちなみに壁の向こうにはなにもないので、落ちたら死にます。

 

 

先程吹き抜けになっていた部分ですが、光がうまいこと欄干に当たってきれいな光景が撮れました。

 

で、どんどん上に上がっていくと屋上部分に出ます。

屋上の1つ下にはベランダのような場所があるのですが、そこから革の向こうを走る列車を見ることができます。

 

 

屋上部分はこのように水が張っていることが多く、奥のエレベーター制御室にはたどり着けませんでした。

 

ここは秋に来たら紅葉のリフレクションが撮れそうです。

 

 

こちらは先程の吹き抜けと逆側の階段跡です。

絶妙なバランスで落下していない状態ですね・・・。

 

まとめ

以上、笠○観光ホテルの探索記録でした。

ここですが、旧道を通っていくため落石に遭遇する危険性が高いです、。

 

 

また解体途中で放棄された物件ということもあり、どこが崩れるか分かりません。

もし行かれる方はお気をつけください。