長崎県 栄の島炭鉱

まいど、ボブです。

2回続いた池島から移動して、佐世保に行きました。

 

 

その佐世保から15分ほど移動して、今回紹介する「栄の島炭鉱」に行きました!

 

廃墟探索は十分な装備と警戒がないと、怪我や事故に繋がります。
ここにある情報を元に探索してトラブルに巻き込まれたとしても責任は取りかねます。
ご注意ください。詳しくは下記URLをご覧ください。

https://haikyo.hatenablog.jp/entry/20190306/1551872433

 

栄の島炭鉱の歴史

明治時代に掘削開始したが、わずか3年で停止。

 

昭和に入り、1956(昭和31)年に再開。しかし、6年後に操業停止。

1964(昭和39)年に事業を再開するも、1967(昭和42)年閉山。

 

上記のようにわずかな期間しか創業できなかったのが、栄の島炭鉱なんです。

 

 

栄の島炭鉱への行き方

栄の島炭鉱は無人島にあるので、近くにある漁港から渡船するしかありません。

 

今回お世話になったのは喜久屋釣りセンターさん

 

1人2,000円で渡しをしてくれます。

 

栄の島炭鉱の島にある廃墟

栄の島炭鉱に上陸する場所はいくつかあるのですが、今回は廃船の近くから上陸しました。

 

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この廃船も栄の島炭鉱の見どころの1つです!

陸に上がってからかなりの時間が経っているようで、昔は船の上に立てたのに今は立てないほどボロボロになっています。

 

炭鉱関連施設

上陸地からすぐ近くにある炭鉱施設はこの2つです。

 

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山上にあるのが貯炭場・下にあるのがシックナーです。

 

上にある貯炭場は登れるんですが、こんな感じです。

 

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シックナーは下から見えている以外にも、山の中にもいくつか埋まっています。

 

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廃船・貯炭場・シックナー以外にも

島の右側には大きなホッパー群や発電所跡、坑口も残っています。

が、今回は夏に行ったために藪がすごくて近づくことができませんでした。

 

なので、次回は冬に行ってリベンジしようと思います!

長崎県の生きる廃墟島、池島 2日目

まいど、ボブです。

前回に続き、池島の探索記録です。


 

廃墟探索は十分な装備と警戒がないと、怪我や事故に繋がります。
ここにある情報を元に探索してトラブルに巻き込まれたとしても責任は取りかねます。
ご注意ください。詳しくは下記URLをご覧ください。

https://haikyo.hatenablog.jp/entry/20190306/1551872433

 

池島の歴史

池島は1959年より石炭の採掘が開始。

最盛期には離島内に7,900人が暮らしていました。

 

その後2001年11月に閉山を迎え、島に暮らす人は減っていき現在は記録上では130人(現地の人の体感では80人程度)しか島に暮らしていません。

 

その為最盛期に使われていたマンションや炭鉱関連施設の多くが廃墟となっています。

 

池島の宿泊事情

このような状態の池島ですが、宿泊施設として公民館が開放されています。

1泊3,500円程度で、普通の旅館くらいのスペースに泊まることができます。

 

なお自販機はありますが、それ以外の食料・飲み物を買う場所は18時には閉まってしまうので島の外から持ち込むか、18時までに買うようにしましょう。

 

宿泊施設周辺の廃墟群

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宿泊施設である公民館のすぐ横には、このようなスナックやボーリング場跡、また商店街と思われる施設の跡がいくつもあります。

 

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また、公民館の向かいには池島診療所(病院)跡もあります。

今回は行けなかったので次回こそは行きたいと思います。

 

マンション廃墟群

また、公民館の近くにある郵便局周辺には、このようなマンション廃墟群があります。

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池島の面白いところは、このような廃墟群のすぐ横にバス停があることです。

廃墟と人の生活が密接してるのは面白いですね。

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スナック・レストランなどの廃墟群

港へ向かう坂の途中にある階段を下っていくと、このような場所に出ます。

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炭鉱夫が行っていたであろうスナックも、今や廃墟となってしまっています。

空いている場所から中を覗くとこんな感じでした。

 

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更に下に下っていくと、床屋やレストランの廃墟がありました。

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このように港に行くまでにもいくつも廃墟を見ることができます。

廃墟好きにとっては天国のような島です。

 

港周辺の廃施設

港周辺にも、現役当時に船に石炭を積むのに使っていたであろう施設が多数残っています。

 

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まとめ

以上、池島の2日間の探索記録でした。

夏場は日陰がほぼないので、体力の消耗が激しいです。

 

熱中症にならないよう、気をつけながら探索をするようにしましょう!

 

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長崎県の生きる廃墟島、池島 1日目

まいど、ボブです。

岡山探索を終え、8月の3連休に長崎県に遠征に行ってきました!

 

日本国内で行きたい場所BEST3のうちの1つに行ってまいりました(^^)

 

廃墟探索は十分な装備と警戒がないと、怪我や事故に繋がります。
ここにある情報を元に探索してトラブルに巻き込まれたとしても責任は取りかねます。
ご注意ください。詳しくは下記URLをご覧ください。

https://haikyo.hatenablog.jp/entry/20190306/1551872433

 

池島上陸

長崎のいくつかの港から池島行きのフェリーや船に乗ります。

で、池島に上陸したらすぐ目に入るのがこの建物です。

 

 

この建物は炭鉱が稼働していたときに使われていた火力発電所です。

また、この施設は海水を真水に変えて生活用水にする役割も担っていました。

 

 

炭鉱部分

島の中に行くと、炭鉱部分や選炭所があります。

今回は選炭所には行けなかったですが、工場部分には行けました。

 

 

この右に見えている灰色の施設はベルトコンベアです。
そのベルトコンベアの始まりの場所を見てみました。

 

 

上の写真の場所をまっすぐ進んでいけば、先程の右側にあった施設に進むことができます。(僕はデブっとるので行けないですが)

 

島の奥部分

島の奥部分には、炭鉱が現役当時に活躍した8階建てのマンションがあります。

 

この島は最盛期には7,900人が住んでいました。
なので土地を有効活用するためにこのようなマンションが建てられました。

 

 

このマンションは松尾鉱山の建物と似た感じで、マンション同士が横でつながっていました。

 

 

屋上部分でもつながっていましたが、今は劣化が激しく踏んだ瞬間に抜けるような状態でした。

 

なお、屋上から見た景色は最高でした!

 

 

まとめ

以上、池島1日目の探索記録でした。

台風が来る直前だったので、フェーン現象の影響かすごく暑かったです。

 

夏に池島に行くのであれば、フェリーで車を持っていくことをおすすめいたします。

Aリゾートホテル

まいど、ボブです。

岡山探索、最後の物件です。

 

岡山探索1日目:

岡山 K川第二発電所 - ボブの廃墟録@廃墟探索しようズ

岡山 U山医院(Tの字医院) - ボブの廃墟録@廃墟探索しようズ

岡山 弁柄工場 - ボブの廃墟録@廃墟探索しようズ

 

岡山探索2日目:

岡山 S小学校 - ボブ@廃墟探索しようズの廃墟録

岡山 ホテル・ラ・レイン○ー - ボブ@廃墟探索しようズの廃墟録

 

 

廃墟探索は十分な装備と警戒がないと、怪我や事故に繋がります。
ここにある情報を元に探索してトラブルに巻き込まれたとしても責任は取りかねます。
ご注意ください。詳しくは下記URLをご覧ください。

https://haikyo.hatenablog.jp/entry/20190306/1551872433

 

外観

 

Aリゾートホテルはかつて岡山県に建設されていた地上7階地下2階の未完成のホテル建築。

 

環境庁玉野市の協力で玉野市第三セクターが運営する計画で着工しましたが、資金不足により1993年に建物が完成して内装に取り掛かる段階で工事が中断した物件です。

 

O子が岳の北西にあります。

 

中に入れるのか

こちらの物件ですが、頑張れば物件の前までは行くことができます

(具体的な方法はお答えできませんが)

 

で、以前は入れた場所が最奥にあったとの情報があったので茨や藪を漕いで進んでいったのですが

施錠されていました orz

 

というわけで、2019年7月時点では入れる場所はありませんでした。

窓から中が一部覗けるだけでした。

 

 

近くの展望台からドローンを飛ばすのが良さそうです

この物件ですが、近くに海が見える展望台があります。

 

 

ここからであれば、ドローンを飛ばせば最上階を見ることもできそうです。

ということで、ドローンを購入したら再訪しようと思います!

ホテル・ラ・レイン○ー

まいど、ボブです。

 

岡山探索2日目、2軒目の物件です。

今回は日本が誇る、世界一の設備を持つ物件です。

 

岡山探索1日目:

岡山 K川第二発電所 - ボブの廃墟録@廃墟探索しようズ

岡山 U山医院(Tの字医院) - ボブの廃墟録@廃墟探索しようズ

岡山 弁柄工場 - ボブの廃墟録@廃墟探索しようズ

 

岡山探索2日目:

岡山 S小学校 - ボブ@廃墟探索しようズの廃墟録

 

廃墟探索は十分な装備と警戒がないと、怪我や事故に繋がります。
ここにある情報を元に探索してトラブルに巻き込まれたとしても責任は取りかねます。
ご注意ください。詳しくは下記URLをご覧ください。

https://haikyo.hatenablog.jp/entry/20190306/1551872433

 

歴史

1988年に瀬戸大橋が開通。

それに伴う観光客増加を見込んで建設されたドライブインが、今回の施設です。

 

その後ドライブインをホテルに改装。そのホテルの横にできたのが世界一の高さを誇る回転式展望塔です。

 

このホテルを運営していた会社の親会社は岡山県に当時2つのゴルフ場を持ち、運営会社も最高で31億円を売り上げる勢いでした。

 

しかしバブル崩壊の影響などもあり1997年にホテルは閉鎖。

親会社も2006年に倒産しています。

 

外観

 

外観はこのようにRを描いています。

なお目の前の道路は先のホテルへの通路となっていますので、車がよく通ります。

 

 

ホテル内部はこんな感じでグラフィックアートが大量にあります。

 

回転棟外観

 

こちらが世界一の高さを誇る回転棟です。

塔自体の高さは150メートル、回転キャビン自体は138メートルまで上がっていました。

 

回転キャビン内外

 

このように通路は広くはなかったようです。

またキャビンの下にライトがついていることから、稼働していた当時は光りながら回って上がっていったのではないでしょうか。

 

 

まとめ

この施設は2013年から解体が始まったという話も出ていましたが、2019年現在も残っていました。

 

ただし周りにはホテルや遊園地が多くありますので、気をつけましょう。